mp4などの動画をunity内で再生したい場合があると思います。実はWEBGLではVideoプレイヤーで内部に埋め込んだ動画は扱えません。
そのためsourceにURLを用いて外部からダウンロードする必要があります。
またunityroonから呼び出す場合はCORSも考慮しなくてはいけません。これはクロスオリジンのリソースを共有するための仕組みで
指定がないと同じオリジン内のみリソースを共有できるため、unityroomからの呼び出しは拒否されます。
オリジンとはスキーマ+ドメイン+ポートのセットで一つでも違うと違うオリジンと認識されます。
具体的な指定方法を見ていきましょう。サーバでheaderモジュールが使える場合.htaccessから設定行うことができます。
.htaccess
Header set Access-Control-Allow-Origin "https://50131.play.unityroom.com"
Header set Vary "Origin"
などと書けばオーケーです。
これでオーケーですが、利用してるサーバー(オリジン)がhttps://50131.play.unityroom.comtとは限らないので注意してください。
調べ方はChromeでunityroomのゲームを再生して、画面内で右クリック。検証にてネットワークを開きます。
これでリクエスト等が記録されますので、その状態で一度リロードして動画の再生画面まで移動します。
ネットワーク画面内でmp4などがリクエストされてますが、リクエストに失敗していると赤く表示されますので
確認してリクエストヘッダの方のOriginを参照し.htaccessのレスポンスヘッダにその値を書き込みます。
例
Header set Access-Control-Allow-Origin "https://50131.play.unityroom.com"
手順はこれで完了ですが、ネット上の情報は具体的な指定方法があまり書いてなかったりしたので
読み解くのに時間がかかりました。皆様のご参考になれば幸いです。