Raspberry Piを始めよう 第一回、OS(Raspbian)のインストール

ラズベリーパイ4組み立てイメージ
PC DIY記

コンピュータが安い。なんて時代なんでしょう。ラズベリーパイ4がついにでました。日本でも技術適合マークがついた正規版ラズベリーパイが発売されました。皆さんこぞって買っているようです。

そんな中、私もついにラズベリーパイ4を手に入れましたよ。これから速さを体感したいと思っています。今日は月並みですが、ラズベリーパイの開封の儀から、ラズベリーパイにOSを入れてみるところまで記事にしていきたいと思います。あらかじめラズパイ4用のケースを購入済みでスムースにケースに入れることができました。

開封の儀(写真など)

わくわくラズベリーパイ。まずは箱から

ラズベリーパイ開封
むき出しのラズパイ4
ラズパイと電源コード
ケース付属品
ファンもついてるよ
ケースに収納したラズパイ4
ヒートシンクをつけた状態のラズパイ
きれいにおさまった

これでハードウェア関連のインストールは完了しましたので、次はOSのインストールを行っていきます。Windows環境。もしくはLinux環境があるとインストール作業を行えます。まずはlinuxのやり方から

Linux環境がある方はddコマンドでインストール

linux環境がある方はddコマンドを使い、一般的なlinuxインストール用のイメージファイルでインストールできます。イメージファイルは以下よりダウンロードできます。Raspbian Image Download 。Raspbianのインストールイメージがダウンロード出来たら、圧縮されているので展開します。2019/12/12現在展開して出てきたファイルが 2019-09-26-raspbian-buster-full.img です。

そしてlsblkでSDカードのデバイスファイル名を探しだして、

lsblk
sudo dd if=./PathToImage/2019-09-26-raspbian-buster-full.img of=/dev/デバイスファイル名 ibs=10M obs=10M

以上でイメージがデバイスに焼きこまれます。ただしここで気を付けてほしいのが、ofの設定を間違えるとデータを破壊してしまうことです。十分気をつけた上で操作を行ってください。なれない方はクリーンなlinux他にデータの入っていない状態を用意して焼きこみを始められたほうがよいかもしれません。

Noobsでインストール

1.SDカードをFAT32でフォーマットする。

Noobsはラズベリーパイのために用意されたインストーラです。ラズベリーパイのブートローダはFAT32しかよめないために、FAT32もしくはFAT16でフォーマットされている必要があります。初心者の方が始められる場合はフォーマット云々をやらなくてはいけない関係上32GバイトのSDカードで始めるとよいでしょう。大体の場合32ギガバイトのSDカードはFAT32でフォーマットされています。

サードパーティのフォーマッティングツールを使えば64ギガ以上のFAT32パーティションも作れるようです。通常WindowsのフォーマッティングツールはFAT32でフォーマットする場合32Gボリュームまでしかつくれないようですので注意が必要です。いろいろいじくれる人は構いませんが、32GのSDカードならトラブルは少ないでしょう。

なお推奨されているSDカードフォーマッタは以下です

SD Fomatter

2.Noobs本体をコピーする

Noobs DownloadよりダウンロードしたZIPを展開し 、SDカードのルートフォルダに中身のファイルをすべてコピーします。SDカードの中にフォルダを作ってそこに入れたのではいけません。必ずルートに直接いれましょう。

3.SDカードをRaspberry Piにさし起動

起動するとOSセレクト画面になります。もし画面が映らない場合はキーボードの1または2を押すと映るようになる場合があるようです。根本的に読み出しランプがついて一秒くらいで消えてまたつくの繰り返しで画面が映らない場合は、SDカードフォーマッターでフォーマットをし直すとNoobsが起動するようになる場合もあります。私もWindowsのフォーマット機能でフォーマットしていてはまりました。起動しないけどなんでだ?ってなりました。最初hdmiの問題かと思ったんですがちゃんとしたhdmiモニタでも映らなかったのでこの結論に達しました。

Noobs起動画面

ネットワークが必要になりますよっていうメッセージだと思う

OS選択

OSの選択画面。ここでOSMCなどのメディアセンター専用ディストリビュージョンやらなにやらOS各種が選べます

データが消えるという警告

データを上書きしてインストールします。

インストール完了画面
初期設定開始
ロケールの設定

日本で日本語キーボードを設定しましょう。間違えて英語キーボードなどを選んだら後でキー配列が違ったりして直すのに手間がかかります。

初期ユーザのパスワード等適当に入力
設定完了

以上でインストールが完了しました。お疲れさまでした。次回はいろいろとソフトウェアを入れてみたいと思います。お楽しみに

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