無料で提供される比較的自由に使えるソフトウェアを総称してフリーソフトと言いますが、パソコンを使う上でフリーソフトは欠かせないものと思います。ネットには様々なフリーソフトが公開されています。その中から気に入ったものを使うわけですが、その上で気をつけた方がいいことなどをおさらいしておきます。
Table of Contents(目次)
フリーソフトとウイルス
ベクターなど大手ソフトウェアダウンロードサイトでは、入念なウイルスチェックを行ってはいますが、悪質なソフトウェアが混じっていないことは保証されていません。これはウイルス対策ソフトのウイルスの検出が100%ではなく、検出しきれない悪質なコードがものすごくたくさんあるためです。フリーソフトを使う上では、この点に注意しましょう。
ウイルスにどうしても感染しては困るといった場合は、よくわからないフリーソフトを避けるなどして安全を保ちましょう。利便性とはトレードオフになりますので、このソフトだけは入れてもOKといったようにソフトを限定するのも少し効果があります。限定してるとはいえ悪いものに当たったらそれまでなのですが・・
サンドボックスとフリーソフト
最近ではWindowsの機能にサンドボックス機能がつきました。サンドボックスとはシステムを隔離した環境です。サンドボックスでよくわからないソフトを動かすことにより。システムの安全性を高めることができます。
フリーソフトと配布状況
フリーソフトはいつまでもフリーで公開されるとは限りません。フリーソフトの作者様がフリーソフトの公開をやめるといえばいつでもやめられるわけです。
そこでフリーソフトを使う上で行ったほうがいいのがフリーソフトウェアの独自ライブラリ化です。たとえば「倉庫」といったフォルダ内に、フリーソフトをカテゴリ化して保存して置くとよいでしょう。
フリーソフトの作者様が公開をやめてネットからダウンロードできなくなった際に、自分用のライブラリからソフトを取り出すことにより公開されなくなったフリーソフトを使い続けることができます。
フリーソフトと脆弱性
公開が停止されメンテされなくなったフリーソフトはときに脆弱性が見つかり使用が危険に晒される場合もあります。脆弱性が見つかった場合、使用上のリスクをよく検討して影響範囲が少ない場合は使用を続けることができますが、もちろん自己責任となります。
ネットに接続しない環境でパソコンを動かす事を、スタンドアローンで動かすと言いますが、スタンドアローン機では影響が少ないと考えられますので、そのまま使用することが可能でしょう。その場合もデータの出し入れには注意されてくださいませ。
フリーソフトの使用は便利です
フリーソフトは便利に使えばパソコンライフがだいぶ豊かになります。私がこの記事で一番伝えたかったのはフリーソフトを保存して起きましょうということです。良いフリーソフトが公開停止し新たな代替を探さなければいけなくなったことは私にもあります。そんなとき独自ライブラリが役に立つのです。
新しいバージョンのソフトウェアをできるだけ使うことが望まれますのでライブラリからの利用頻度は下がりますが、何年もたったあと時々役に立つと思います。
皆様もフリーソフトを便利に使いパソコンライフを充実させていただきますと幸いです。