
パソコンの性能を調べるのに使う指標といえばCPUの性能。CPUの性能をみれば大体どの世代のパソコンで、マザーボード周りはあのポートがついているついていないがわかります。CPUを指標にしておけば、性能を大まかに知ることができます。
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CPUの性能を知れる便利サイトPassmark Bench
PassmarkはCPUやSSDなどの様々な性能を計ることのできるベンチマークソフトです。CPUの他SSDなどもベンチマークとして性能を計ることができます。またこちらのソフトで計った性能は、ウェブに一覧されているので型番から、性能を調べるときに使うことができます。
CPUの性能を知れる2つの指標
CPUは主にシングルスレッド処理とマルチスレッド処理の性能で計ることができます。他にも浮動小数点演算や整数演算など細かい性能指標もありますが、ここではいっしょくたにシングルスレッド性能とマルチスレッド性能の2つの指標として扱います。
シングルスレッド性能
シングルスレッド性能は一つのCPUコアを使った処理の性能で、データ分割や並列処理できないデータの処理の際の処理能力を計る指標です。
データ分割や並列処理できない処理も割と頻繁にあるのでそういう処理の際にはこちらの性能を気にします
マルチスレッド性能
マルチスレッド性能は、複数のコアに処理分割できるときにデータや処理を分散させて並列処理させることにより処理を高速化させた性能を計る指標で、コア数の多いほど、またはCPUの処理可能スレッド数の多いほど有利になる指標です。
並列処理可能な分野もやはり多くアプリの対応が必要となりますが対応している場合にはこちらの指標を気にします。
Passmarkサイトでの各性能の見方
Passmark
上のサイトよりSimgle Thread CPU ChartがシングルスレッドCPU性能ですまたMega List PageよりよりたくさんのCPUサンプルデータが載ったページにアクセスできます。こちらはThread MarkがシングルスレッドでCPUMarkがマルチスレッド処理の性能です。

CPUの世代でCPUやパソコン本体の大まかな性能を知ろう
CPUの世代で何年ごろ発売されたパソコンなのかがわかります。何年ごろなら、このポートを備えているだろうと予測することができます。たとえばCore i3第一世代なら、世代的にシリアルATA(SATA)は、おそらくSATA2だろう。PCIEならGEN2かなと大まかに知ることができます。ただし構成によっては古いBusをあえて採用している場合なども考えられるので万能ではありませんが、推測する際の参考程度にはなります。
Core iシリーズではコアの性能をわかりやすく型番付しています。
CPUの世代については以下のようになっています
(xには数値が入ります)
↑古い
core 2 duo
core ix xxx(3桁の型番) 第一世代(2010年ごろ
core ix 2xxx(4桁の型番) 第二世代(2011年~2012年ごろ
core ix 3xxx(4桁の型番) 第三世代(2012年〜2013年ごろ
core ix 4xxx(4桁の型番) 第四世代 (2013年〜2014年ごろ
core ix 5xxx(4桁の型番) 第五世代 (2015年〜2016年ごろ
core ix 6xxx(4桁の型番) 第六世代(2015年〜2017年ごろ
core ix 7xxx(4桁の型番) 第七世代 (2016年〜2018年ごろ
core ix 8xxx(4桁の型番) 第八世代 (2017年〜2019年ごろ
core ix 9xxx(4桁の型番) 第九世代 (2018年〜2019年ごろ
↓新しい