
現代のコンピュータにおいて必ずついてるパーツ。メモリですが、スペック(性能)上どう考えたらいいかを書き記しておきます。
コンピュータに搭載されているメモリは、速度と容量が主にスペックとして考えられます。速度は新しいものが早いです。DDRメモリはDDR2からDDR4まで現在のところ一般的に普及しています。
各速度は以下の通り。
PC4-2666 | DDR4-2666 | 21.3GB/s | 2666MHz | 288ピン |
PC4-2400 | DDR4-2400 | 19.2GB/s | 2400MHz | 288ピン |
PC4-2133 | DDR4-2133 | 17.0GB/s | 2133MHz | 288ピン |
PC3-12800 | DDR3-1600 | 12.8GB/s | 1600MHz | 240ピン |
PC3-10600 | DDR3-1333 | 10.6GB/s | 1333MHz | 240ピン |
PC2-6400 | DDR2-800 | 6.4GB/s | 800MHz | 240ピン |
PC2-5300 | DDR2-667 | 5.3GB/s | 667MHz | 240ピン |
PC2-4200 | DDR2-533 | 4.2GB/s | 533MHz | 240ピン |
PC-3200 | DDR400 | 3.2GB/s | 400MHz | 184ピン |
PC133 | – | 1GB/s | 133MHz | 168ピン |
メモリの帯域ですが バス幅 x 周波数 で計算できます。
667mhz × 64bit(8Byte) = 5336MB/s
こうしてみるとメモリもどんどん速くなってきていますね
Table of Contents(目次)
速度も大事だがそれよりも搭載量が大事
メモリの速度を見てきましたが、スペックの見方としてはメモリは速度よりも足りているかどうかを重視したほうがよいものなんですね。
足りないとメモリと比べて段違いにアクセス遅いHDDなどのストレージドライブにメモリの足りない分を読み書きしに行くのでめっちゃ遅くなります。ストレージをメモリの様に使う処理のことをスワッピング(スラッシング)といいます。これが起こるとストレージがSSDでも速度が低下しますので注意が必要です。
そしてもしもメモリが足りている場合ですが、必要以上に多く積みすぎてもほとんど速度の向上は見られません。足りてるか足りてないかに尽きるのです
結果:一番の確認項目は
ということで、メモリに関してのチェック項目は
メモリが足りているか。
PCが遅くて仕方ないという人は一度メモリが
足りているかを確認しましょう
メモリが足りてるかどうかの確認方法
Windowsであれば CTRL+ALT+DEL の同時押しでタスクマネージャーを起動します。Windows10であればパフォーマンスのメモリの 2.6/7.8GBのようになっているところを見ます。この場合7.8G搭載の、使用中が2.6Gということで十分足りています。これが使用中が7.8などになったら足りていないものとみなします。メモリが4.0G搭載の使用中4.0でも足りません。ご自身のパソコンに合わせて読み替えてください。
なおWindows10以外のバージョンでもよく見るとメモリに関するデータが載っています。適宜読み替えてください。
