皆様 ISOイメージファイルをご存じですか?ISOイメージファイルは、DVDやCDのディスクイメージを、ファイル化したものです。ディスクのデータがまるまる入っています。ISOファイルのISOは、CDROM用のファイルシステムである ISO 9660 の事で要するに ISO 9660 のイメージファイルです。
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ISOファイルを作ってディスクをデータ化する
ISOファイルを作成することによりCDやDVDを容量の大きなストレージに何枚も保管できます。煩わしいディスクの入れかえから解放されますし、場所もとらないので素敵です。
方法1:CDライティングツールを利用する
などのライティングツールが使えます。大抵の場合ディスクイメージを保存するといったようなメニューがありますので.iso形式で保存します。Power2Goなら以下のような画面があります。
Power2Goの例では、ディスクイメージの保存を選びます。
参照を選ぶと名前を付けて保存画面が出てきます。
ファイルの種類からISOイメージを選びます。
方法2:Linuxコマンド(もしくはWSL等で)
ddコマンドでディスクから吸い出しできます。
dd if=/dev/sr0 of=./SampleDisc.iso ibs=10M obs=10M
このようにイメージ化することでHDDなどにディスクを保管することができます。
イメージ化したデータを仮想ドライブに挿入して使う
Windows10では元からイメージディスクを仮想環境で使うための機能がついています。仮想DVDドライブにCDをマウントして使うことができます。
マウントの仕方:
エクスプローラから右クリックで「マウント」を選びます。
仮想DVDがマウントされEドライブが出現しました。
仮想DVDをアンマウントする(取り出す)
アンマウントは仮想DVDドライブを右クリックして取り出しを押すだけです。
ISOファイルをDVDディスクに焼く
ISOファイルはイメージファイルなのでディスクに焼いて利用することができます。持ち運びなどのために実体を作りたい方はこちらの方法より行ってください。操作は焼きたいISOファイルを右クリックしてディスクイメージの書き込みを行います。
なおDVDやCDなどを扱う際の著作権など法規についてはおのおのよく確認されてください。