Winrarは世界中で有名な便利ソフトです。
ただのアーカイバーでしょといえばそれまでなのですが、セキュリティの強固なAESを使った暗号化などが行えるため手軽にセキュアな環境を構築できます。
もちろん持ち運びにも便利で暗号化したファイルを持ち運べばUSBをなくしてしまってデータ漏洩が心配という場合にも対応できます。
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ポータブルWinRAR
ポータブルで使う場合にも対応できるようです。ポータブルRARというものもありますが、オフィシャルソフトウェアではなさ気なので、オフィシャルソフトウェアを使うことをお勧めいたします。
オフィシャルソフトウェアではインストール時にインストールフォルダを選択できます。インストールフォルダをUSBにするだけでポータブルで使うことができるようです。
ポータブルとはなんでしょうか、通常のWindowsソフトウェアはインストールが必要なものが多いです。インストーラーでインストールしないと使えない場合が多いと言うことです。インストーラはパソコンのシステムに設定情報などを書き込む処理をする場合が多いです。
例えばWindowsで言うレジストリに設定情報を記録する場合、それなしに動作することは難しくなってしまう事が考えられます。これらの設定情報がなくても起動に対応したものがポータブルと言えます。特定のパソコンのWindowsのシステム固有の情報に頼らず持ち運び可能としたものがポータブルです。
簡単に言うと1つのパソコンには、そのパソコンに特有の情報がある、違うパソコンだと動かないということです。ポータブルはインストールしたパソコンとは違うパソコンでも動くということですね。
ですがWinRARはデフォルト状態で、USBに書き込みしただけでポータブルに対応しているようでexeファイルを実行するだけで、動作可能なようです。便利ですね。このソフトよくできていますので、私は利用頻度は高くないのもあり、まだ購入していませんが、そろそろ購入してみようかと思っています。
アーカイブのパスワード保護
アーカイブは圧縮ボタンから作れます。圧縮ボタンを押すと出てくる画面からパスワードボタンを押して、パスワードを入力することでパスワード付き暗号化アーカイブファイルが作成できます。
なお図の青色の枠はロックとありますが、書庫をロックして変更不能にする機能らしいです。パスワードロックのことかとずっと思っていました。このチェックを外していてもパスワードを設定すると書庫はパスワード保護されるようです。
なおこのソフトはアーカイバーでありながらインターフェイスが、エクスプローラのようになっており、アーカイブファイルを開いた状態でファイルをドラッグ&ドロップすることによりアーカイブにファイルを追加できます。上書きもできます。この機能を使うことにより暗号化アーカイブファイルを作成しておいてファイルを追加することで、持ち運び用の鍵付きボックスを作ることが出来ますね。感覚的にはアーカイブファイルが一つのフォルダのように扱えます。この利便性はとても素晴らしいものがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。暗号化ファイルを手軽に作れるWinRARは便利なソフトウェアです。
似たものにALZipなどがありますが、こちらはソフトウェア製造元の信頼性がどうか不安だったので使用を停止してしまいました。
さらにはすでに配布終了しているような気もします。エクスプローラー式のアーカイバーは大変便利です。エクスプローラにもZIPを扱う機能がありますが、これで事足りるひとはわざわざ入れることもないでしょう。しかしながらかゆいところに手が届かないので今日はWinRARをお勧めしてみます。
ちなみに推奨するわけではないのですが、ライセンスや法的な観点を無視した技術的観点でのお話、WinRARは試用期間を過ぎてもそのまま使うことができます。ちょっとしか使わない人はいつまでたっても試用状態のまま使い続けることもできるようです。ただしライセンス違反の可能性があるので試用期間が過ぎた場合は、購入するか、削除するとよいと申し添えておきます。
皆様便利なソフトウェアは便利に使ってよいPCライフを送ってくださいませ。最後までお読みいただきありがとうございました。それではまたお会いしましょう。