
皆様こんにちは。今日は画像をブログなどで使う際に扱いやすいサイズに調整する話です。
画像サイズはWEBで使う場合には適切なサイズというものがあります。あまり画像サイズが大きすぎると無駄にデータ通信を使うためにあまり勝手が良くないのです。
大体長辺が1000px以下くらいまで抑えても問題ない場合が多いです。画像のピクセル数、サイズを下げるメリットとしてはファイル容量が小さくなるという事が挙げられます。
JPEGの場合サイズを小さくして品質を下げると5〜2Mのサイズが0.1〜0.05M程度まで下がる事もよくある事なのでサイズがオーバースペックになるような事が減り良いのです。
適切なサイズを知るには経験と勘も必要ですが、乱暴にいってしまうとウェブの画像は長辺が1000px〜2000px以下、ワードの資料なども長辺が1000pxくらいで大丈夫なことも多いです。
一方でデジカメやスマホの写真は4000×3000などとより大きい事が多いので、沢山貼る場合なども全体のサイズが大きく変わりますので必須とも言える作業ということになるかもしれません。
また印刷する際にもdpiといった注意すべき点があり、やはり適切なサイズというものがあります。
一つ一つ画像サイズを調整するのも良いのですが、数が多い場合にはあまりに面倒でお勧めできません。私はlinuxを使っているので普段は画像調整スクリプトを使用してサイズを調整していますが、普通の方はWindowsで使える、縮小革命というフリーソフトがお薦めです。
linuxでのお勧め縮小方法(Ubuntuでドラッグ&ドロップで画像を縮小する)
縮小革命は出処があの「じょじょじょいーん」の方、吉田製作所の吉田よしおさんが作っているアプリです。あの方は面白いだけでなく便利なソフトも作れる中々ジョジョジョイーンな方なので、便利な縮小革命を使ってみましょう
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初期設定はこの画面から
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まずはこの上の画面。
初期設定として行うのはこの画面のみでもいいくらいシンプルな作りになっています。
画像のサイズを大中小から選ぶか、長辺基準で長辺のサイズを選びます。補完方式は画像の画質を左右するところだと思います。三次補完でよいでしょう。あまり速い方式を選んでも超大量に変換を行うとき以外は意味がない気がするので高画質のものを選ぶとよいという勝手な判断からです。
また下の「画像の拡大はしない」を外すと小さいものも同じサイズに変換してくれると思います。
保存名ですがそのままで差し支えありません。ファイル名の先頭にs-がつくだけです。保存場所はデスクトップまたは同じ場所にResizedフォルダを作ってまとめていれてくれるのでそれもそのままでも問題ありません。
画像を回転させたい場合以外は回転もしなくてよいでしょう。自動にすると画像を取ったときの上下方向に合わせてくれると思います。
すべての設定が終えたらこのウィンドウに画像をドラッグ&ドロップしましょう。それだけで画像が変換されて縮小されます。またこの際画像を複数選択して複数個ドロップする事もできます。
全体の色の変換など画像効果
次に他の設定項目をみていきましょう。
画像に効果をつけたい場合に設定するのは画像効果です。白黒、色調反転、セピア色などが効果として選べます。また角丸や枠を合成する枠合成などもあります。画像の周りをカットする効果もあります。
著作権表示等の差し込み設定画面
それから画像に著作権表示などの透かしを入れることもできます。
画像を透かしとして入れる画像透かしや文字で透かしを入れる文字透かしなどが選べます。画像のサイズなどを選んで透かしを入れる設定を行いましょう。(必要な場合)
不要情報削除、個人情報保護の設定画面
最後にEXIFタグなどを削除する設定をみてみましょう。
JPEGには画像のデータ以外に撮った時の状況などを文字データとして残す機能がついています。例えば位置情報やISO感度情報などカメラから渡されるデータが自動的に記録されます。
これは便利でもあるのですが、位置情報などが自動的に記録されてネットにそのまま載ってしまっては不都合がある場合もあります。
そんな自動記録される情報を変換の際に切り捨てる設定ができますので公開前に変換によりカットして置くと万が一位置情報が公開されてしまうなどといった事が避けられますので安心ですね。
タイムスタンプの変更などもこの時間にサボっていたんだ、こんな事する時間があるのに対応してもらえなかったなどというトラブルも避けられるので有効な場合もあるかもしれません。またコメントや著作権情報の追加なども行えるようです。
設定が終われば変換を行うだけなので非常に楽に便利に画像を縮小したり情報を削除したりできます。
最後に
このアプリは基本起動した状態でアプリの画面に直接ファイルをドラッグ&ドロップすることにより変換が行なえますが、実はアプリアイコンにドラッグ&ドロップしても変換が行なえます。この場合Windowsの制限により変換可能なファイル数に上限が発生してしまいますが、小規模な変換を行う場合には便利な使い方でしょう。
皆様も縮小革命やその他の変換方法を活用することにより便利にウェブ活動を行っていただければ幸いです。皆様の参考になりますことを願ってこの度のご紹介を終わらせていただきます。皆様よいPCライフをお送りくださいませ。