玄人志向製外付けMVMeケースのレビュー記事です。この製品ですがNVMeで外付け接続する製品で、従来の外付けケースより速い速度で接続できるという製品になっています。
公称1066MBpsの速度でシーケンシャルアクセスができるそうです。その実力は本物なのでしょうか。検証していきたいと思います。
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タイプAに対応
タイプCのみでなくUSB3.1 gen 2タイプAに対応しているところがこの製品を買った大きな理由でした。
組み立て
組み立ては簡単で内部につけるためのヒートシンクが付属されています。別に買わなくてもいいのでこれは嬉しいセットです。まず2280のサイズのNVMeをつけるために穴の位置を合わせてネジをつけます。細かい作業になるのでちょっと面倒ですが、難なくこなしてください。
次にカートリッジを差し込んでネジで止めていきます。これも付属の専用ドライバーが付属しているので無事終わることでしょう。そしてヒートシンクをつけて内部にセットし外付けケースの蓋を閉じていきます。これで完済です。
セットで使ったSSD
今回セットで使ったSSDは以下になります。こちらの外付けケースNVMeのMキーのものしか使えないそうなので、注意が必要です。こちらのSSDは問題なくつかえました。
Crucial CT1000P1SSD8JP
ベンチマーク
公称通りの1060MBpsになりました。USB 3.1 Gen 2の最大速度が10Gbpsなので、Bpsに直すと1250MBpsとなり、これは理論値なので最大はそこまではでない。
8掛けだとしても1000MBpsとなりポートの限界まで出てくれている計算になります。なので満足のいくものとなっています。
まとめ
ランダムアクセス性能は若干心許ないものの。実際に使ってみた感じはやはり早い。
この速度ならちょっとしたファイルの転送などにストレスなく使えそうです。外付けハードディスクだとちょっとした衝撃などで壊す心配がありますがSSDなら衝撃にはHDDに比べて強いので安心感があります。
便利な時代になったものですね。