linuxにてリモートデスクトップを行う方法
- By: Macn
- カテゴリー: Raspberry Pi, Tips
- Tags: linux, Raspberry Pi, Windows, パソコン, フリーソフト
linux環境でWindowsのリモートデスクトップを使ってGUIリモート操作を行いたいと思います。非常に簡単に行えましたので環境を構築されたい方はこちらの方法をお勧めいたします。
Table of Contents(目次)
xrdpでリモート接続
linuxでMicrosoft Remote Desktop Protocolを使ってリモートデスクトップ接続を行うにはxrdpのサーバープログラムが使えます。xrdpを使うことでWindowsマシンからリモートデスクトップクライアントを使ってlinuxに接続する事ができます。
特徴はデスクトップ環境をフルで使える
Windowsをクライアントにできる
VNCとは対照的に通信が暗号化される
Windows側に何も入れる事がないのが便利な点です。
インターネットに公開するときには注意点としてポートフォワードを行いデフォルトのポートで待ち受けないことです。リモートデスクトップのポートはアタックされやすいそうなので、ここは注意ですね。ポートとアドレスさえわかればだれでもログイン画面がのぞけるとの事で、それはさすがに気持ち悪いですね。
インストール手順(ラズパイ編)
1.デスクトップ環境のインストール(Rasbianをインストールしている場合はすでに用意済みか?)
3.VNCをインストール(下の手順を行うことで省けると思う)
2.xrdpをインストールする
これだけで使えるようになりました。
xrdpのインストールだけでオーケーなようです。インストールは
sudo apt install xrdp
で行えました。あとは以下の手順で自動起動をオンにするだけです。
systemctl enable xrdp
sudo reboot
接続はlinuxのコンソール用のユーザでログインできます。パスワードの設定が必須でpasswdコマンドで設定してください。useraddやadduserでユーザを追加してもよいです。なおsshのログインにパスワードを禁止している人はsshに限ってはパスワードログインできませんのでこちらでパスワードが有効になっていても問題ありません。(その運用で問題がなければ)
実際の接続
このような画面でipアドレスとポート番号を入力し接続できます。なお上記のような警告がでるのは仕方がないようです。
接続するとlinuxユーザを入力する画面になります。
以下のようにきちんと接続できました。なおフルスクリーンモードですとスクリーンショットが取れなかったためにフルスクリーンモードで写真は撮っていませんが、フルスクリーンモードにするとなお使いやすくなります。
いかがでしたでしょうか。ラズパイRasbianでも非常に簡単に設定を行う事ができました。ラズパイなどを便利に使ってみてはいかがでしょうか?