皆様普段パソコンのOSに何を使われていますか?私はWindowsとlinux両刀使いなのですが、Windowsと言われる方も多いと思います。Windowsは確かに便利で様々なアプリも揃っていてクライアントOSとしてはとても優秀です。
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クライアントOSとして使いやすくなったlinux
だったらlinuxを使う必要は無いんじゃないのと思われる方も多数いらっしゃると思います。それはそのとおりで私の場合Windowsだけだと物足りなくてlinuxを使っているという特殊な立場なのでなんとも言えないところですが、linuxにも良さはあります。
まずOSからして無料でありアプリも無料で揃います。Windowsで出来る事の8割はlinuxでもまかなえます。Windowsでしか動かないアプリがあるのも確かなのでそこはWindowsとのデュアルブートでまかなっています。最近のlinuxは使いやすくなり日常の多くの事はlinuxでできます。
重要なファイルの保存してあるパソコンにデュアルブートはオススメ出来ない
linuxを始めたくなった方はできれば専用パソコンを用意するか、サブパソコンでデュアルブートを行う事をオススメします。
Bitlockerなどの暗号化をしたパソコンでデュアルブートして起動しなくなった時には目も当てられないからです。データがすべて吹き飛んだ経験があります。
バックアップをとるかサブパソコンにて行いましょう。サブパソコンでもバックアップが無い場合にはデータの保証はできませんからお気をつけください。
安くなったWindows
最近はWindowsも安くなりました。
パッケージ価格自体は前と変わらないのですが中古パソコンに本体代金として込みで搭載されている事が多いので、わざわざ買わなくても良くなった事が大きいです。
なのでlinuxの出番も減ってきてはいるのですが、新たにシステムを組むなんて場合にシステムにソフトウェア料金を加えなくても済むlinuxが便利な場合もあります。その場合業務用途になりますでしょうか
サーバーに強いlinux
各種サーバを利用したい時に無料で揃うlinuxは強いです。Windowsですとサーバーを利用したい時に有料のものも多く台数が増えると経費がかさみます。
linuxを覚えて置くと誰かがサーバーを使いたいって時にすぐにlinuxを提案できます。
マルチユーザで使えるlinux
linuxの特徴にマルチユーザという特徴があります。WindowsですとWindowsOSに同時にログイン出来るのは1ユーザというライセンス上の制限があります。
リモートデスクトップはこの制限により同時使用が1名までに制限されています。linuxはというと、SSHなどのコンソールでは同時ログインが当然のことのように認められていますし、リモートデスクトップのようなツールですら同時ログインが出来るようです。
linuxでのリモートデスクトップに関しては今後当サイトで扱う予定となっています。
とはいえ敷居が高いのも確か
なかなかパソコンを使いたい人がlinuxを選ぶ事も少ないかと思います。パソコンを使う人がワクワクするという理由でlinuxを選ぶ、業務で使うという方の他は、なかなか選ばれないでしょう。これからも。
パソコンが好きな方であまりlinuxに触れた事がない方はlinuxに触れて見てください。意外と使えるなぁという印象を持たれることと思います。
オススメのディストリビュージョン
ディストリビュージョンとは配布の事らしいです。linuxはパッケージ化されて配布されるわけですが、様々なものがあり悩むと思います。
中でも特に使いやすい親切さがあるのがUbuntuです。使いやすいのでオススメさせていただきます。またLTSというロングタームサポートがついているのもオススメの理由です。
18.04LTSなら10年のサポートがあります。20.04LTSでも5年だったかはサポートがあったと思います。